マジョラムという精油をご存知でしょうか?
マジョラムは和名でマヨラナと言われ、東洋でも西洋でもよく使われてきた植物だそうです。
シソ科の植物で、香りはん~~とってもいい香りです。複雑な香りだけど、なんというのでしょうか…爽やかで、すーっと入ってくる心地よい香りです。
マジョラムの香りは、リラックス状態にぐーっと引き込んでくれる…そんな感覚をくれます。
家庭でも社会でも忙しくしていると、なかなかリラックスできていなくて、睡眠も浅くなりがち。そういう状態が続くと緊張状態に慣れてしまって、体も心もカチコチに硬くなっている…という方がいます。
私もそうでした。呼吸が速くて、筋肉が凝り固まっていて、それでも慣れてるから疲れと認識できてない…という。こうなると、無意識にイライラが出ていたり、私は間違ってないのに…と、不満が蓄積しがちになっていたりします。
そういうときに、このマジョラムは呼吸を深く深くして、ぐーっとリラックス状態に連れて行ってくれます。
リラックスして触れること
私はセラピストの勉強を始めて、人への触れ方を知ることが出来ました。
これまで看護師として人に触れる時、やはり緊張していました。手先に力が入り、指先のチカラでなんとかしようとすることが多かったのです。
そんな私でしたが、アロマを学びセラピストを目指す中で、自分のリラックス状態を少しずつ知ることが出来ました。
呼吸を整えクライアントさんに触れていく、その触れ方はこれまでと全然違っていて、体幹を使った大きな動きの中で作用させていくものになってきました。
そういう触れ方をしていると、クライアントさんも自然とリラックスに入っていってくれます。そういう動きを取り入れてから、看護師として日常ケアに入ると『気持ちいいわー』と、声をかけて頂けることも増えました。そして、リラックスに入ると、人は無意識に溜め込んだ『気持ち・感情』を吐き出すことができます。
いつもと変わらないケアの中でも、フッと本音が聞けたり、涙や笑顔に出会うことが出来たりします。それは、とても嬉しい瞬間です。
自分らしい波長
呼吸は不思議と自分の波長を調整してくれる役割もあります。
深い呼吸の中で、自分の軸が中心に戻ってきます。それは、姿勢もそうだし、感情や思考の調整でもあると思います。
自分の軸が中心に戻り、自分の中にある感情や思考の整理をきちんとできれば、自分らしい波長が戻ってきます。
誰かのために、社会的な何かのために、自分を置き換えて頑張ってる人が大半だと思います。頑張っている自分を労うためにも、時にはフッと自分本来の波長に戻り、和らいでみませんか?
不調へのお手当
頭痛や肩こりなどの痛みは、大きなサインです。ちょっとした重だるさも、前兆として捉えて早めに対処できるといいです。
場所によって頭痛が起きる方もいませんか?人混みというより電波が強い場所では、疲れや頭痛が起こりやすいです。
そういう疲れに対して、自分でそっとお手当てするだけでも随分変わったりします。呼吸とともに『ふぅ〜』っと、手の方に混線した流れを吸収し流しだすイメージで いると、手の方がザワザワとしてきて痛みや怠さが治まることがあります。
アロマは関係ないように感じるかもしれませんが、呼吸を深くしリラックスを助けてくれるのでお勧めです。お好みの香りを持っているとお守りのように助けてくれます。
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