白神こだま酵母でパンを焼く

天火オーブン

今日は朝からパンを焼きました。

夏場になると天然酵母を自分で種起こしするのが、なぜか面倒くさくなってやらない私ですが。今日はドライの天然酵母を使用して天然酵母パンを焼きました。

白神こだま酵母

白神こだま酵母 株式会社サラ秋田白神
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世界自然遺産の白神山地で発見された『白神こだま酵母』。
この酵母は通常の酵母よりも発酵力が強く、予備発酵などが不要でとっても使いやすい酵母です。

『今日は早起きできたからパンを焼こうかな』って思う日は、サクッとできるイーストを使うしかないのですけど、この酵母ならドライイーストのように焼こうと思った時に使えてとても便利です!!

そして、日本産の酵母であるためか、とても国産小麦との相性がいいとのこと。

ドライイーストを使っても、グルテン含有量の少ない国産小麦は膨らみがあまり良くありません。なので、フワッと感が少なめのずっしりパンになることがあります。
また、通常の天然酵母の場合は発酵に時間がかかって、パンを焼く時間が読めなかったりすることもあります。

だけど、この白神こだま酵母は、イーストのようなスピーディー過ぎる発酵をするわけでもなく、通常の天然酵母のようなじんわりゆっくり不安定になりがちな発酵でもなく、程よくしっかり発酵が進むのだとか。だから、グルテンの少ない国産小麦でも、その持っているグルテンを破壊することなく、程よいスピードで発酵を強く進めてくれて、しっかり膨らみを与えてくれる酵母なのだそうですよ。

初めてドライの天然酵母を使用する私ですが、とっても楽しみです♪

通常酵母の使い方

通常のドライの酵母の場合、種起こしが必要になります。
30℃のぬるま湯で酵母を溶いて、28℃前後の環境で24時間ほど発酵させていきます。

かさがグッと増えて、また元の高さまで戻るのを待って、発酵力を安定させて使います。

この元種を作ると1〜2週間で使い切っていかないと、発酵力が衰えていってしまいます。

自家製酵母の場合、もっと面倒で・・・。
まずはレーズンなどで酵母液を作って、そこから元種づくをしていきます。
酵母液は1〜2ヶ月、元種にしたら1〜2週間で使い切っていく方がいいので、
パンをあまり食べない時には、なかなか管理とスケジューリングが難しいです。
自家製天然酵母の良さももちろんあるのですけど。

自家製天然酵母の良さと作り方の記事はこちら参照

白神こだま酵母の使い方

さて、では白神こだま酵母の使い方は??

パンを作ろうと思ったときに、ドライ酵母を酵母の量3〜5倍のお湯(35℃くらい)で溶かして3分ほど置いておくだけです。

これって、ドライイーストの匂いを消すために、予備発酵するのと変わりませんよね。
だから、とっても簡単で便利です。

注意点

  • 30〜40℃の温水を使用すること→温度が高すぎたり低すぎると酵母を損傷してしまうため

今回はバターロールと丸パンの両方を作っていきましたが、まとまりも良くてとっても扱いやすかったです。
私はたいてい北海道産強力粉の『春よ恋』で作ります。今回も春よ恋100%で作りました。

捏ね始めてすぐにまとまって、8分程で表面もツルッとした綺麗なコネ上がりになりました。
その後は26℃くらいの室温での発酵になりましたが、40分程でしっかり膨らみましたよ〜!
十分2.5倍にはなっていたと思うので、そのまま分割→ベンチタイム→成形をして。
また室温のまま二次発酵をして、50分でふかふかに膨らんだパンになっていたので、そのまま焼成していきました。

簡単便利なドライ酵母

今回は白神こだまドライ酵母を使って、クリームチーズパン・シーチキンパン・ハムマヨパン・クランベリーパン・あんぱんを焼きました。

パン作り開始から3時間で完成できました!!
天然酵母なのに、簡単便利安定の仕上がりで、とても満足でした。

のんびり、育てていく楽しみもあるけど。
忙しい中でもできる良さもとても大事ですよね。

これは、とってもお勧めです!!

できたパンも、ふっくらしっとりの美味しさでした。
それに、イーストの風味とは違った、優しい香りがやっぱり好きです。
今回はあっという間になくなってしまって、翌日とか数日経った状態まで確認できませんでしたが。また、作って違いも試していきたいと思います!!

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