アロマ パチュリーという精油

心と身体のこと

4月から、アロマテラピーを学び始めました。
漢方や東洋医学に興味があって、暮らしの中に取り入れられる健康管理法を色々と学んでいますが、アロマテラピーもその一つです。

アロマオイルなんかはリラクゼーションや美容といったイメージが強いと思いますが、精油自体にはさまざまな薬効が見られます。
精油の原液は高濃度で、使い方によっては副作用が強く出ることもあります。

そんな精油の化学的な知識も含めて学ぶことで、より楽しく心地よく、家族や大切な人たちの健康管理に活かせたらと思っています。

私には、中学生と小学校高学年の娘がいます。だんだん大人になっていく娘たちとも、精油を通して体や心の話をより深くすることができるきっかけになったりしています。
大切なことが家族には話しづらくなっていくようなお年頃。それでも、興味があることを共有してたり、楽しんでいるときには案外ふわりと話せたりするものですね。

香り

私は嗅覚が割と敏感な方だったと思います。
だから、芳香剤や香水、洗剤や消臭剤の香りも苦手でした。あまり香りが濃い中にいると、つい息を止めてしまっているようなタイプだったので、精油も香りが強いいイメージがあり、これまではほとんど使用したことはありませんでした。

だから、ほとんどの精油がはじめまして…です。
そんな私でも、4月から少しづつ様々な香りの精油と出会って、自分の好みや必要としている成分なんかを知り始めています。
好きな香りで化粧水や美容オイル・クレンジングなんかの日常的に使えるケア用品を自分で作るのも、とても楽しいですよ。

そして、精油もグッと強く香るものもありますが、その香りのほとんどはやはり心地よいです。自然の中にいる気分を思い出させてくれるようなものも多いです。

自分の好きな香りを調整して自分に纏わせることも、自分の気分安定させるための大きな力になってくれたりもします。

実際、化学的に精神を安定させてくれる成分のものもありますし、自分の好みに合っているから落ち着ける・元気になれるというものもあります。

パチュリー

さて、そんな中で、今回出会ったのは『パチュリー』という精油です。
この精油、シソ科の植物でむくみやダイエットに効果があるのだそうです。

この香りは初めて知ったのですが…。

私には、昔よく行ってた山の家の香りがしました。
雨が多くて、よくカビが発生する山の家でした。そのカビを掃除することから始まるのが、私の夏休みでした。

そんな時の思い出の香りが、このパチュリーからはしました。いい香りっていうより、懐かしい香り。
春でも秋でも冬でもない、初夏の山の匂い。『また、山での暮らしが始まるな〜』っていう始まりの匂い。

ウィンターグリーンという精油からは、祖父がいつも常備していた『タイガーバーム』の匂いが。

こんな風に、思い出が出てくるから香りっておもしろいです。

嗅覚を刺激すること

山で過ごした時間があるから、私には馴染み深い精油の香りとして感じられるものが多いのかもしれません。

・春の芽吹きの香り

・梅雨時期の青葉が蒸すような香り

・夏のじわじわした暑さの香り

・夕立の香りと小雨の香り

・カブトムシがくっつく樹液の香り

・秋の落ち葉と腐葉土の香り

・冬のピンとした香り

味覚みたいに嗅覚にもどれくらい感じられるものがあるんでしょうね。それを知っている分だけ、世界に深みが出るような気がします。

コロナ禍でマスク生活が随分長く続きました。
そのため、みんな嗅覚が鈍感になってきているかもしれません。

安心する香り

大好きな香り

キリッとさせてくれる香り

苦手な香り

懐かしい香り

香りは脳にダイレクトに届くとされています。香りによって思い出される記憶もたくさんあります。

深く呼吸して、しっかり嗅覚を刺激しましょう。
大切な思い出と共に、たくさんの香りを自分に残していくのも、豊かなことだと感じます。

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