もうすぐ旧暦のお正月を迎えます。今年は1月29日なんですね。
イベント感があるのは、やはり年末年始なのですが、切り替えとしてしっくり来るのは旧暦のお正月だったりします。季節の移り変わりを感じる頃だからかなぁと思うのですけど、気分がふっと上を向き始める感覚がして私は好きです。
天然生活の雑誌
この時期によく買いたくなるのが天然生活の雑誌です。付録に旧暦カレンダーが付いてくるので嬉しい。でも、『付録が着いてくる時期だー』と意識してるわけではなくて、『今年初の雑誌でも買ってみるかな…』って、何となく思い出すように私の脳内でシステム化されてるみたいに思い出すんですよね。
雑誌を買って、大好きな旧暦カレンダーをパラパラ見ながら『今年はどんな1年になるかなぁ…』『どんな1年にしようかなぁ…』と、イメージするのが楽しいんですよね。
イメージが湧いてきたら、文字として残すと叶いやすい。今年の抱負としてノートに書き留めておくと、ブレずに進めるし、自分への意識付けとして有効です
今年の抱負
今年の抱負は、『今ここにいること』に集中することです。
私も長女も映像が好きなんです。視覚情報に惹き込まれやすくて、動画視聴し始めると没頭しがち。そういう人も多いと思うんですけど、次女なんかは少し違うんですよね。ちゃんとここに居て、没頭してるというのはあまり感じない気がします。
『今ここにいる』ってこと、とても大事なことだと思います。今はどこでもスマホの中の世界へ没頭していける。その世界はどこまでも広がっている宇宙であり、底なし沼でもあると感じます。自分の世界観を広げるツールとして有効活用はもちろん大切なのですけど、今のこの瞬間を大切に生きられることを疎かにはしたくないと思います。
一緒にいる人やモノゴトを大切に出来る瞬間が薄れ、現実が揺らぐような感覚の人もいるんじゃないかな。そんな時、五感をバランスよく使って『今ここ』をしっかり感じられると良いなぁと思います。
私はアロマの香りを嗅ぐと、ヒューッと『今ここ』に戻ってこれたりします。私は『ふぅ~っと、どこかへ意識が飛びそうなとき』『集中できてないとき』が割と多いです。アロマのロールオンスティックは、そんな時にとても便利で、香りでしっかり現実に戻り、乗り切れたりします。
忙しくてボーっとしたいときも、ネットの中に没頭し『思考停止』させるより、五感を使って和らぎ『思考整理』する方が良いですよね。分かっちゃいるけど…とならず、今年は『今ここ』を大切にしようと思っています。
観ること
最近読んだ記事に『観る』ことについて書かれているものがありました。 見る・診る・看る・覧る・観る…。日本語には多彩な『みる』があります。その中でも『観る』というのは、意識的に全体を把握しようとすることを指すのだそうです。
この『観る』は私の中では、漠然とした視点のようにも感じています。意識的に観るの中でも、全体を感じながらみるということ。
その場の余白まで感じ取ることで、『はっ』と気づくことありませんか?ぼーっと見てるのとは違うんですけど、『何かを感じ取ろう』としながら、全体をみつめていくこと。
私は視野が狭くなりやすくて、一点集中になりがちですが。この『観る』っていうことの大切さを、歳を重ねるごとに強く感じています。
ショート動画とかは、作り手の主観で一点集中させるものが多いのですけど。やっぱり映画や小説なんかで、余白のなかで感じさせてくれるものもの方が、その人なりの気付きをくれるなぁと思ったりするんですよね。
多様性への意識が重要性を増す時代の中、同じ視点や共感を求める風潮も強く感じたりします。各々のもつ経験や発想に寄り添い、その人なりの感じ方を楽しむ時に重要となってくる『余白』。
余白を楽しむことは、アートでもあるなぁと思うのです。そんな『余白』を感じらるセンサーを鍛えるためにも、『観る』が出来る人で在りたいなと思います。
子どもたちのことも、全体把握という視点を忘れず、大きく広く『観る』ことが重要だなと。『今ここを観る』こと、私の今年の抱負です。
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