最近忙しくて、我が家の天火オーブンでパンを焼いていなかったのです。
家にいても、なかなか手付かずのまま過ごしていましたが、冷蔵庫の酵母が弱ってきているので、消費しないといけません。
そこで、今日は大好きなドライフルーツをライ麦ぱんに大量に混ぜ込んだパンを焼きます。
天火オーブンの良さ
何度も書いてしまっていますが…
こういう素朴な生地のパンには、天火オーブンの遠赤外線的な焼き加減が抜群に合います。
焼き立ては外カリ中フワしっとりの美味しさがたまりません。
時間が経っても水分が残されていて、しっとり感が保たれています。天然酵母ということもありますが、長く美味しさが続いてくれるのも嬉しいところ。
電気ってやっぱり水分を奪っていくのですよね。
暖房でも同じで、電気で熱を発生させるエアコンは空気中の水分を奪っていきます、こたつやホットカーペットなんかも体から水分を奪いますよね。
エアコンより石油ストーブ、石油ストーブよりガス暖房、ガス暖房より薪ストーブ、熱量の違いもあると思うのですけど、やっぱり私は火が好きです。
そんな心地よさをパンにも与えて、気持ちよく焼きあがってくれたパンは美味しいです笑。
だから、手間だけど、重いけど、調整難しいけど、やっぱり天火オーブンが好きです!!
酵母の消費
我が家の冷蔵庫にはレーズン酵母液とヨーグルトで強化した酵母液、元種があります。酵母液は5ヶ月ほど持ちますが、元種は1〜2週間ほどで使い切る方が良いので、お菓子やパンで順次消費していくようにしています。
今回は、手をつけられずに数週間経ってしまっていたので、膨らまないかな…とちょっと心配だったので、そういうときはピザとかナンとか膨らみが悪くても大丈夫なものを作ったりします。
今回はライ麦粉でドライフルーツたっぷりのパンにしました。このパンは、膨らみが元々そこまで良いパンではありません。もし膨らまなくても薄切りにして、カリカリに焼くと、おやつとして美味しく食べられるので、私は弱りかけた酵母ではよくこのパンを焼きます。
ドライフルーツたっぷりのライ麦パン
ドライフルーツたっぷりのライ麦パンは、とてもリッチな気分にしてくれます。
レーズンは酵母に使うので、オイルコーティングなしのものを購入して常備しています。それでもそこまで減らないので、ウィスキーやブランデーにつけて置いてあります。
それらの洋酒漬けや砂糖づけにしてあるドライフルーツを、この元種を弱らしてしまった時にふんだんに使って焼くのです。
そうすると、なんだか忙しくて放置してしまった気分が、自分へのご褒美に切り替わって嬉しくなります。
膨らまなくても、本当に美味しいおやつに変えられるので、全然罪悪感なしです。
こういうときは、クリームチーズなんかも添えちゃったりして、しっかり自分の充電時間にしてみましょう。
年末年始忙しく頑張った私よ、お疲れ様!!!
ヨーグルト酵母
ヨーグルト酵母とは、レーズン酵母液にヨーグルトと砂糖を加えることで、発酵力をより強化した物です。これなら、レーズン酵母で元種を作るよりも、より膨らみやすく元気なパンができやすくなります。
今回も、時間が経ってしまいましたが、しっかり膨らむ美味しいドライフルーツパンが焼けました。
材料
・プレーンヨーグルト 150g
・湯冷しの水 150g
・砂糖 大さじ2
・レーズン酵母 小さじ
これらを清潔な瓶に入れ、暖かい場所(28度前後)に置いて1〜2日で完成です。
発泡してくるので、1日1〜2回ほど蓋を開けてガス抜きし、瓶を振って全体を混ぜましょう。
この完成したヨーグルト酵母液30gと強力粉30gを混ぜ合わせ、暖かい場所に2〜3時間置いては、冷蔵庫で一晩寝かせるを3回(3日)繰り返せば、元種の完成です。
失敗が少なくて、捏ねる時も扱いやすいのでオススメです。
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