私にとってのバイク

バイク

私にとって、バイクは大切な人たちと繋がりあえるツールのひとつです。

私には、目立った反抗期がありませんでした。それなりに、親との距離ができた時期はありましたが、大きな反抗をしたことも言い争うこともせずにきました。

そんな私が反抗期を迎えたのは、30歳を越えてからのこと。子供も3人もいるなかで、離婚した後のことでした。 

これまで自分の中に留めてきた色んな感情や気持ちを、私は自分で消化することが出来ませんでした。モヤモヤと言葉にも行動にも現れずに蓄積させてきた感情の塊は、なかなか解すことができません。

そんなときに、バイクに乗ることを勧めてもらい、乗り始めたのが始まり。

最初はわけも分からず走り回る日々で。ただただ、富良野・美瑛の景色の良さに感動しながら走っていました。それから、段々と操作に慣れて、何も考えずに走るようになると、色んなことが湧いて出てくるようになりました。

最初に湧いてたのは、家族への怒り。ずっと大好きな家族だったけど、どこかに言えない不満がありました。堂々と話すようになったのは就職してから。だけど、それでも私の発散にはなっても消化されない気持ちは溜まる一方でした。

だから、納得はするけど、感情が不完全燃焼…。それが、塵積でストレスになっていくのでしょうね。

私にはそんな不完全燃焼がものすごくありました。特に家族に対して。

他人に対してって、あったとしてもそこまでじゃないようで。友達がわかってくれれば、割とスッと消化できてたりするようです。だけど、家族のことって、私にはうちに秘めるものだったようで、それに家族と分かり合えない未消化は、大きな打撃だったりするようで。だから、反抗期って大事なんだなと感じます。

未消化感情を勝手に思い出して、吐き出させてくれるのが私にはバイクです。理不尽さを飲み込まされた怒りも、分かってもらえなかった悲しみも、いっぱいいっぱい感じながら走って消化できるし。感情が消化されると、きちんと言葉にして伝えることもできるようになる。

それがとても不思議なことでしたが、私がバイクに乗り続けた理由の一つでもありました。

乗り始めて5年目。乗れる時期も少なければ、乗れる機会も少ないけど。

今、バイクに乗って湧いてくる感情は、『感謝』です。

あんなことあった、こんなこともあった。

だけど今の自分になることができて良かった。

私が成長するには、ドンッと40年が必要でした。わがまま放題、勝手放題。逃げたり、回り道したり、転けたり、泥だらけになったり…。

だけど、それでも見ててくれて、手を貸してくれる人がいてくれて。今の私になることができました。

バイクも、そんな私を作ってくれた大切な大切な存在です。

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