昨日は満月でした。
月の満ち欠けに大きな影響を受けながら、私たちは生活しています。
農業や漁業が主だった頃は、仕事への実質的な影響も多かったため、
暦で把握していることは重要なことだったのでしょうね。
現代では、月の満ち欠けが仕事に影響を及ぼすことは少ないかも。
それでも、人への影響は変わりません。
私は3人の子供がいますが、2人は新月2日前、1人は満月2日前です。
助産所での自然分娩では、私の出産後に次々他の産婦さんも来て、
0人だった助産所の部屋は、あっという間に満床になりました。
こんな風に出産は明確ですが、人の心や体に大きな影響を及ぼすのが
月の満ち欠けなのです。
疲れを感じている方は、満月にゆっくり休息をとってください。
感情の溜まっている方は、1人時間をとってモヤモヤと向き合う
そんなことも効果的です。
満ち満ちた感情や身体の不調が、月の影響で現れやすく、
意識しやすくなるのが、いいところ。
不安定になる・うまくいかないといったネガティブに捉えることなく、
自分を他人を労る、優しさで満ちた日にしてみてください。
さて、そんな日は食事も優しいメニューにしてみましょう。
洗い物は置いといて、食べたらゆっくり過ごすのもいいです。
目次
- 献立
- 🌿 献立の薬膳的効果
- 鯖の塩焼き
- ちくわときゅうりの和え物
- カボチャの甘辛焼き
- 豚肉と白菜のスープ
- 身体に優しい薬膳の献立でバランスを取ろう
献立
・鯖の塩焼き
・ちくわときゅうりの和物
・カボチャの甘辛焼き
・豚肉と白菜のスープ
🌿 献立の薬膳的効果
1. 冷え対策:秋冬に適した体を温める食材を使用。
2. 消化促進:胃腸に優しい調理法と食材で負担軽減。
3. 潤い補給:乾燥する季節に皮膚や粘膜を保護。
4. 免疫力アップ:気血の巡りを良くし、疲労回復を助ける。
鯖の塩焼き
🌿 薬膳効果
鯖は「脾」を補い、体を温め、消化を助けます。
免疫力を強化する作用があり、疲労回復に効果的です。
青魚は血液をサラサラにするので、冷えや血行不良を改善します。
焼くことで余分な水分を飛ばし、胃腸を温める効果が増します。
〈レシピ〉
材料(2人分)
・鯖の切り身:2切れ
・塩:適量
・レモン:適量
〈作り方〉
1. 鯖の水気を拭き取り、軽く塩を振ります。10分ほど置いて臭みを抜きます。
2. グリルまたはフライパンで皮目から中火で焼き、両面にしっかり焼き色がついたら完成。
3. お好みでレモンを添えてどうぞ。
ちくわときゅうりの和え物
🌿 薬膳効果
きゅうりは体内の余分な熱を冷まし、むくみ解消に良いです。
ちくわはタンパク質を補給し、胃腸に優しいので、食欲が落ちているときにピッタリ。
酢やしょうゆを使うことで、消化を促進し、疲れを取りやすくします。
〈レシピ〉
材料(2人分)
・ちくわ:2本
・きゅうり:1本
・酢:大さじ1
・しょうゆ:小さじ1
・砂糖:小さじ1
〈作り方〉
1. ちくわときゅうりを薄く輪切りにします。
2. 酢、しょうゆ、砂糖を混ぜ合わせ、具材を和えます。
3. 5分ほど冷蔵庫で冷やすと、味が馴染んで美味しくなります。
カボチャの甘辛焼き
🌿 薬膳効果
カボチャは「気」を補い、胃腸を温めます。
また、免疫力を高め、乾燥対策に効果的です。
醤油とみりんの甘辛味が、消化を促進し、食欲を増進させます。
〈レシピ〉
材料(2人分)
・カボチャ:200g
・醤油:大さじ1
・みりん:大さじ1
・ごま油:大さじ1
〈作り方〉
1. カボチャを食べやすい大きさに切り、レンジで2分ほど加熱して柔らかくします。
2. フライパンにごま油を熱し、カボチャを両面焼き色がつくまで焼きます。
3. 醤油とみりんを加え、全体に絡めたら完成。
豚肉と白菜のスープ
🌿 薬膳効果
豚肉は「血」を補い、体を潤します。乾燥肌や疲れに良いです。
白菜は体内の余分な熱を取り、胃腸を整えます。風邪の予防にも効果的。
生姜を加えることで、冷えを追い出し、免疫力アップが期待できます。
〈レシピ〉
材料(2人分)
・豚バラ肉:100g
・白菜:2枚
・ 生姜:1片
・鶏ガラスープの素:小さじ2
・水:400ml
・塩・こしょう:適量
〈作り方〉
1. 白菜を食べやすい大きさに切り、生姜は千切りにします。
2. 鍋に水と鶏ガラスープの素を入れ、豚肉と白菜、生姜を加えて煮ます。
3. 10分ほど煮込んだら、塩・こしょうで味を整えて完成。
身体に優しい薬膳の献立でバランスを取ろう
青魚や野菜、肉がバランス良く組み合わさり、胃腸を整えながら体を温める効果が期待できます。寒さを感じ始める季節にもぴったりのメニューで、疲れた体を優しく癒やし、免疫力を高めて風邪予防にも効果的です。
シンプルで栄養バランスの良い献立で心と体をいたわりましょう!
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