最近コーヒーが好きになりました。
一人用のコーヒーのドリッパーを見せていただいた時に、可愛くてとっても良いなと思ったのです。そして、コーヒーの焙煎とか火で煎ることが好きなので、やってみたいなと思いまして、自分ではあまり飲まなかったコーヒーの焙煎を始めてみました。
自分自身が飲むことが目的ではなかったのですけど、焙煎度合いを知るために試飲しているうちに『美味しいな』『気分が満たされるな』と感じられて、そこから自分自身もコーヒーを飲むことが楽しくなりました。
飲み物の効果
飲み物にもさまざまな効果があります。
カフェインは有名ですが、飲み物の種類によってどんな違いがあるのでしょうか。
- コーヒー
体内を温めて陽を強める温性の性質。
また体に与える影響は①昇発性と②燥湿性があります。
①昇発性:気を体の上部に持ち上げる性質のこと。目覚めに頭をスッキリさせてくれるのはこの性質による効果です。のぼせやすい人などは、気の過剰な上昇によって、めまい・耳鳴り・頭痛・イライラなどの症状が出ることもあります。
②燥湿性:利尿作用と関連していて、体内の余分な湿気を尿から排泄します。
効能:養心安神(心を安定させリラックスする)・強心利尿・解酒毒
適応:眠気・二日酔い - 紅茶
紅茶も体内を温める温性。
効能:養心安神・止渇・利尿
適応:口渇・煩熱(手足のほてりで、背中や顔のほてりは除外) - 緑茶
熱を下げて毒素を取り除く、涼性の性質。
効能:①生律止渇(体液を生み出し、渇きを止める)・②清熱解毒(感染と炎症を抑える)・③利頭目(頭や目の熱感をとる)・④除煩安神(イライラを抑える)
適応:頭痛・視力低下・倦怠・眠気・煩熱・口渇
コーヒーの効果
コーヒーには、気を頭のほうへ流す効果があります。そのため、眠気が覚めたり、頭がスッキリします。
コーヒーの香りでほっとリラックスできることもありますし、コーヒーを淹れるという行為によって、気分を切り替えられることもあります。忙しさの中で、ちょっと息抜きして、また頑張ろうと思えるのが、コーヒーのとっても良い効果ですよね。
ゆっくり過ごしたいお休みの日には、甘いカフェオレにしてご褒美気分を味わうのも私は好きです。
自分でコーヒーを淹れるようになるまでは、時々にカフェオレを飲みに行ったりしていました。疲れている時やぼーっとした感じが抜けない時には、コーヒーの刺激で気分を変えて、気分を切り替えることで、また充実した時間を過ごせるようにもなります。
コーヒーが適さないとき
効果の強いコーヒーですが、元々ほてりやすい人の場合は、気の流れが頭頂部に集中することでイライラが増したり、耳鳴りや頭痛の症状が出ることもあるので注意が必要になります。
私の場合、最近はコーヒーの香りも味も大好きですが、生理前には飲みたい欲が減少します。飲んでも良いけど、飲まなくてもいいな…と。
生理前には情緒が不安定になりがちで、のぼせの症状が出る人も多いと思います。そういう時には、カフェインなどの刺激物や気の流れを偏らせる食品を避けた方が良いです。
実際に、PMS(月経前症候群)の予防として、刺激物を避けるのは効果的と言われています。コーヒーが好きで毎日飲むかたで、月経前1〜2週間に不調が顕著に現れるという方は、少し量を減らすなどしてみると良いと思います。
朝一杯はコーヒーにして、そのほかはノンカフェインのルイボスティーなどを飲むことで、少し改善するかもしれませんよ。
ルイボスティーはマメ科の植物で、風味が強く、紅茶よりもコーヒーと似たような充足感を得られるように感じます。カフェイン0ですが、ポリフェノールやミネラルの含有量が多く、神経の興奮を抑え情動を安定させてくれる効果もあります。
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