今日は、かき揚げ弁当です。
朝から揚げ物って、お弁当でも無い限りしないですけど。
「お弁当に揚げ物をー。」って、しているうちに、揚げ物に対する
面倒臭さがいつの間にか半減していたように思います。
以前は「朝のこんな短い時間にできちゃうものなんだ！！」って、自分に驚いてたけど。今は全然苦じゃないから、すごいもんです。
さてさて、寒い冬も朝から台所に立つ。
そんなお母さんって、すごいエネルギーだなって思います。
毎日同じ時間に起きて、お弁当を父と子供３人分作って、みんなを送り出すー。
私の母はそんな母でした。
私はというとー。
毎日とか厳しいなーと思うけど、それでもお弁当作りは好きなほうです。
早朝の台所の静けさの中、せっせと作り出す朝のスタートは、
大変だけど充実感。
毎日その時々の色んな気持ちを感じながら作れる
大切な時間だなと感じます。
それに、お弁当って、色んなものが詰まっているなと思うんですよね。
詰めるのはあっという間ですけど。
そこまでには、実は色んな私の時間と思いが詰まっていて。
お弁当のおかず何にしようかなって、いつも心の片隅にあるんです。
あれは長女にはいいけど、次女は食べないかなーとか。
美味しいし綺麗だから入れたいけど、お弁当には臭いかなーとか。
キャラ弁とか無理だけど、ちょっと可愛く見えるように工夫してみようかなーとか。
本当に色んな時間にふわふわとお弁当のこと考えるんですよね。
その瞬間には、同時に食べてくれる相手のことが浮かんでいるんです。
食事って、毎日のことで。
さらにお弁当って、おかずの詰め合わせで。
作り手は結構な時間を、その小さな箱の中に詰めるもののことでいっぱいにされているんですよね。
夕食の余りを入れるにしても、お弁当に合うように、飽きられないようにって、色々工夫しようとしているのです。
だから、せっかくなら『お弁当の時間』を楽しみにしてほしい。
毎日じゃなくてもいいから『これ美味しいわー』っていう何かがあってほしい。
蓋を開けた瞬間に『ほっ』と一息ついてもらいたい。
そんな風に思って作っています。
コンビニ弁当の日だってあるし、
むしろコンビニの食べたいわっていうこともあるけど。
『あー。やっぱり今日はお弁当作ってくれる？』
『今日のおかず大好きやー。やったー』
って言われると、かなり上機嫌になります。
そうやって、いつもこころの片隅にあるなにかっていうのが、
私の大切なもので、愛してるよーってことで。
その愛が、こんな風に一つに詰められて、表現できて、食べてもらえるって、物凄く幸せだって感じてしまうのです。
＊ かき揚げ弁当 ＊
かき揚げはしんなりしてしまうけど、私は割と好きです。
母のお弁当では、天丼のように煮てしまうのでもっとベッチャリしてたなー。あれも味が染みていて好きでした。
でも、見栄えが悪いので、私は揚げたまま入れて塩振るか、
タレを少し片栗粉でとろっとさせてかけるだけにしております。
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